2013年3月23日土曜日

展示品紹介「手作り電池カー①」

本日、スタッフブログページビューが2000を突破しました!
たくさんの方に見ていただけて、本当にうれしいです。
まだ企画展は始まったばかり!
展示品の紹介や会場の様子、みらいくんからのプチ情報など
盛りだくさんの内容でお送りしていきますので、楽しみにしていてくださいね。

さて、今日は「手作り電池カー」のご紹介です。



 

今にも走りだしそう!?

みなさんは「くだもの電池」なんて言葉を聞いたことがありませんか?
実は2種類の金属をくだものに刺すだけで、簡単な電池を作ることができるんです。

この実験のポイントは「2種類の金属」。
金属は種類によって、反応しやすい金属と反応しにくい金属があります。
「さびやすい」というと、ピンとくるでしょうか。
鉄などはさびやすいですが、金やプラチナなどはさびにくいですよね。
なので、鉄は「反応しやすい金属」、金やプラチナは「反応しにくい金属」ということになります。

「大科学実験」では
反応しやすい金属として「マグネシウム」を
反応しにくい金属として「銅」を使って実験をしていました。
マグネシウム板をレモンに刺すと反応して電気の素(電子といいます)ができ、
それが銅板に向かって流れるときに電気が発生したというわけです。















しかし、このような電池では少ししか電気を作ることができません。
そこで、大科学実験では電池をつなげてたくさんの電気を発生させました。
つないだくだもの電池の数はなんと 
1400個!

さすが「大科学実験」。
スケールの大きさが違います。

「大科学実験」の番組の中では、1400個の電池を乗せたレモンカーで
目標200mをはるかに上回って、380mも走ることができたそうです。
 実験大成功ですね!


 企画展ではこの時使用したレモンカーを展示していますので、
ぜひ見に来てくださいね。

(企画展担当:S)


 

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