「わーーーーーーーーーーっ」
会場内から、大きな叫び声が聞こえてきます。
何かあったのかとビックリしてしまいそうですが、
実はこれ、ちゃんとした実験なんです。
その名も
「声でコップを割れるか?」という実験。
なにやら大声が聞こえてきます |
ガラスのコップを指ではじくと音が出ますよね。
音が出ているとき、このコップはふるえています。
このコップに、指ではじいた時の音と同じ高さの音をぶつけると
コップのふるえは大きくなります。(共振といいます)
ふるえをどんどん大きくすることができれば、
ついにコップは割れてしまうのではないかというのです。
NHKで放送されている「大科学実験」の中では、まず機械で音を出して、
コップを割ることに成功しています。
その時の様子をウルトラハイスピードカメラ(←NHKさん独自の技術なんだそうです)
で撮影しているんですが、ガラスのふちが歪んでいるのがよくわかります。
コップってこんなに歪むの!?っていうくらい歪みます。
人の声の力でコップを割るのはさすがに難しいので、企画展では
コップの中にストローを入れて、コップのふるえを見やすくした「ストロー揺らし」
に挑戦してもらっています。
遠慮がちに「ぁ-」と言っている方や、声の限りに「ああああーーー」と叫んでいる方など様々ですが
みなさん、頑張って挑戦してくれています。
上手な方になると、かなりストローが揺れますね。
モニターを見ながら音の高さを調整します |
みんなでチャレンジ! |
もしもコップを割ることができたら、「コップ割り第1号」になれるかもしれません!
あっ、でも大声を出しすぎて、のどを痛めないようにご注意を!
(企画展担当:S)
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