今日は企画展が決まるまでのお話です。
企画展のテーマ探しは1年以上前から始まります。
他の科学館で行っている企画展を見に行ったり、面白そうな展示品の情報を集めたり、
みなが楽しめるテーマを模索していくのですが、決まるまでには時間がかかります。
日本科学未来館さんで春の企画展として「大科学実験」を行っていると知ったのは
今から10ヶ月くらい前、桜満開の春のことです。
もともと大好きな番組だったので、「面白そう!」「うちでもできないかなぁ」というのが
率直な感想でした。
でも実施は厳しいだろうなぁとあきらめて、他の題材も探していたんです。
が、やっぱりあきらめきれない!
そこでダメを承知で大科学実験の製作会社に問い合わせてみると、
「それでは、お話をお伺いしますよ」
と、お話を聞いていただけることになりました。
そこで早速、訪問!
ちょうど夏真っ盛りで、日差しが眩しかったですね。
忙しい時期であったろうにも関わらず、お二人の方に話を聞いていただくことができました。
企画展は日本科学未来館さんだけではなく、広島でも行っていたということで
その時の様子や展示品について詳しく聞かせていただきました。
体験型の企画展にしたいと伝えると
「じゃあ、この展示品でこんな実験をしたらどうですか」
「こういうのもおもしろいですよね」
と、どんどんアイデアがでてくるのはさすがです。
実験の撮影風景も見せていただき、大満足の一日となりました。
もちろん、この時点で決定ではないのですが、
前向きに検討していただけるということになり、
その後の打合せを経て
「大科学実験がやってくる! in とちぎ」のタイトルで
企画展を行えることとなりました。
開催までにやることはまだまだありますが、
楽しい企画展にするべくスタッフ一同頑張ってまいります!
(企画展担当:S)